御前崎港産寒鰆

南駿河湾漁業協同組合

県内で一番の取扱量を誇る鰆は、脱血処理により特有の臭みが抑えられ、脂がよく乗っています。
刺身はもちろん、蒸し物、しゃぶしゃぶなど様々な料理で食べられます。

生産者インタビュー interview

南駿河湾漁業協同組合

池田晃雄さん

南駿河湾漁協は、御前崎本所、地頭方・相良・吉田に支所がある大井川河口から南の駿河湾エリアの漁業者の組合です。市場の運営、燃料の販売、製氷冷凍、漁業認可などの指導などを行っています。御前崎港内にある御前崎本所は、一般のみなさまに古くから漁業で栄えてきた御前崎の生カツオやしらす、伊勢海老や金目鯛などを新鮮でおいしく食べていただけるように活動しています。

美味しいサワラをみなさんに知ってもらうために

もともと南駿河湾漁協で水揚げされるサワラは県内でも一番の取扱量で、平成30年の25トンありました。また、静岡県西部エリアを含むこの海域のサワラは「遠州のカギ鰆」と呼ばれ冬場の特産品としてはある程度認知されていました。「御前崎港産寒鰆」は、こうした量と質を備えたこの地域のサワラをさらに多くのみなさんに知っていただけるよう、脱血処理を徹底しまた獲れた直後に冷蔵を徹底することで、サワラ特有の匂いを抑えるなど更に味と鮮度を保つ工夫をしています。

良質な脂の乗ったサワラはぜひお刺身で

鮮度と脂のりの良い「御前崎港産寒鰆」は、火を入れた料理よりもまず刺身でそのままの味わいを確かめて欲しいと思います。脂肪率の管理も徹底し、10%以上の脂肪をもつものは「波乗り鰆」として出荷しています。ただ、絶対数が少なく一般の皆さまに届きにくいこともあり、御前崎で水揚げされたサワラで品質の良いモノを「御前崎港産寒鰆」として出荷しています。サワラは漁師の間では、捨てるところがないほど何でも工夫して食べられる魚です。お刺身はもちろん、茶碗蒸しやしゃぶしゃぶなどでもおいしく食べてみて欲しいですね。

南駿河湾漁業協同組合

住所静岡県静岡県御前崎市港6131
TEL0548-63-3111
営業時間7:00〜16:00
HPhttps://minami-surugawan.jp/