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Omaezaki

御前崎市ってこんなところ

静岡県の東西のほぼ中央で駿河湾の西側に位置する御前崎市は静岡県最南端の岬のまちです。 海から平野部、そして牧之原台地に続く丘陵地まで多様な自然に恵まれ、四季折々の海の幸・大地の恵を味わうことができます。 この地域独自の豊富なおいしい食材と、食文化をお楽しみいただけます。

日照時間が長く農作物が育ちやすい環境

温暖な静岡県内でも雪がほとんど降らない穏やかな気候は、全国的に見ても日照時間が長く農作物が育ちやすい環境です。
海岸エリアでは砂地を利用したさつまいもやタマネギ、落花生が、近年はその砂地を使った温室農法によるイチゴやメロンなどが栽培されています。市内を流れる河川の流域を中心に稲作も盛んに行われています。
明治初頭に始まった牧之原台地の開墾事業で整備された広大な茶園は、この御前崎市が南からの開拓始まりの地で、現在も茶業が盛んに行われ、海外にも輸出されています。

自然を生かした様々な特産品

太平洋遠州灘に吹く偏西風は「遠州のからっ風」と呼ばれ、風も地域の名物と言えます。強い風は作物を鍛え、成長に影響を与えているとも考えられます。
御前崎市白羽地区の栗林庄蔵翁により開発された「いも切干」は、蒸したさつまいもを薄く切り、冬の御前崎の天日と遠州のからっ風に干すことにより、甘さを凝縮した加工品にすることができました。
御前崎茶は日照時間が長いことで、肉厚で大きな葉が育つため、深蒸し製法により通常よりも細かくなるまで蒸された茶葉から茶の成分を抽出する、深い味わいが人気です。

駿河湾と遠州灘のふたつの海を持つ御前崎

日本一深い駿河湾と、太平洋の黒潮に近い遠州灘に面し、御前崎漁港は古くからカツオ漁などが盛んな漁師まちとして栄えてきました。漁場に近く、鮮度を保ったまま港に水揚げすることができるため、御前崎の海の幸はその新鮮さとおいしさで多くの人々に認められています。
また、海の幸をおいしく食べる食文化も多く、刺身を使った冷たい味噌汁「ガワ」や、地元のタマネギと刺身を醤油に漬けた「漬け」などの調理方法、鰹節をはじめとする加工品なども豊富です。

令和3年水産物流通調査 漁港別品目別上場水揚量・価格より
令和3年市町村別農業産出額(推計)データベース(詳細品目別)より

御前崎市の総人口

世帯数男性女性合計
12,09515,48814,92230,410

※御前崎市公式HPより引用 ※令和5年8月31日現在